主催者テーマ展示コーナー

地域共創・地域DX、持続可能な未来をつくるケーブル技術の実行力

主催者テーマ展示コーナーでは、映像配信、運用保守、オールI P放送サービスなど次世代ケーブル技術の紹介や、放送・通信連携サービス、新4K8K衛星放送受信技術関連に加えて、ローカル5Gの取り組みや地域DXの実証事例の紹介など、ケーブル技術の最新動向をわかりやすくご紹介します。

出展団体一覧
一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)/一般社団法人日本CATV技術協会

新4K8K衛星放送は、本放送開始から4年半が経過し、視聴可能な受信機器は2023年4月時点で1,600万台を突破しました。
新4K8K衛星放送は、全部で18チャンネル放送されており、全てを視聴するには様々な選択肢があります。
当ブースでは、既設マンションで”全ての4K8K放送”を視聴する方法を6つご紹介するほか、70インチの8Kテレビを使って4K(8K)放送の超高画質な映像を体感していただきます。また、現在4Kテレビをお持ちの方やこれから購入される方に向けて、「4K(8K)ボタン」の存在を”巨大リモコン”を使ってPRします。

一般社団法人日本ケーブルラボ

ラボが取組む次世代ケーブル技術のうち、オールIP実現に向けての取組み、ローカル5GによるIP映像伝送技術、および可搬型ローカル5Gの応用技術を展示します。

オールIP実現取組みでは、ラボにて制定したIP放送運用仕様に準拠したIP放送サーバとIP-STBによる異ベンダ機種間の相互接続デモを実施し、既にIP放送サービスがレディ状態であることを紹介します。

ローカル5G IP映像伝送技術では、愛媛CATV管内の実フィールドで実施したローカル5GによるIP多チャンネル映像伝送実験と開発した電波伝搬シミュレータを紹介します。

可搬型ローカル5G応用技術では、可搬型ローカル5Gによるアップリンク偏重フォーマットの活用の一例として、スマート工場やライブ多点中継などで必要な高精細映像のアップロード伝送を紹介します。

一般社団法人IPTVフォーラム

2023年4月1日より、北海道テレビ放送(HTB)とジャパンケーブルキャスト(JCC)が共同開発を行う、Hybridcastを活用し、テレビで自治体情報を配信するシステムの本運用を、全国で初めて北海道むかわ町で開始いたしました。
本サービス導入により、むかわ町の住民は、ご自宅のテレビからHTB(地上波6ch)のデータ放送を通し、自治体からのお知らせを見ることが可能になりました。
今回の展示では、本サービスについて、詳しくご紹介させていただきます。
また、当日は実際にテレビを使ったデモンストレーションを行いますので、是非ブースへもお立ち寄りください。

一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟/一般社団法人日本CATV技術協会/
ケーブルテレビ事業者(IoT・5G)

【IoT】

ケーブルテレビ事業者の地域IoT取組事例と、正会員オペレータ限定で利用できる「IoTダッシュボード」サービスを始めとする機器もご紹介します。地域IoTは地域の放送・通信事業者でのあるケーブルテレビ事業者が、これからの地域社会において取り組むべき重要テーマの一つです。河川の水位や道路の積雪状況、堆積物、建物内のCO2濃度など、地域におけるデータの可視化ニーズが高まっており多くのケーブルテレビ事業者が取り組みを始めています。本ブースでは取り組み事例と、特に構築コストのかかるデータ基盤と可視化ツールを安価に利用でき、また、ユースケース毎に実績のある端末やセンサーも参照できる「IoTダッシュボード」を紹介します。

【5G】

最新の無線技術を活用して地域課題解決に利用できるローカル5Gはとても大きなポテンシャルがあり、これから本格化していきます。ケーブルテレビ業界のローカル5G活用ユースケース創出に向けた活動の1つとして、総務省令和4年度「課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証事業」において、ケーブルテレビ業界から採択された4案件についてご紹介します。また、ローカル5Gサービスのための設備整備と戦略的な展開を目的として運営されている業界統一コアについてもご紹介します。

【無電柱化】

2025年までに全国で約4,000kmの無電柱化が目標とされています。これまで無電柱化の経験の無い事業者の方も、電力会社やNTTと共同で無電柱化の対応を行うケースが起こり得ます。日本ケーブルテレビ連盟では、無電柱化の対象道路や、無電柱化の流れ、工事方法、費用負担などをご理解いただく為に、説明員からご案内させていただきます。また、パンフレットなどもご用意しておりますので、お気軽にお立ち寄りください。

NHK放送技術研究所

NHK放送技術研究所では、すべての視聴者に適切な方法とタイミングで必要な情報やコンテンツを届ける「Webベース放送メディア」の研究開発を進めています。人・環境・コンテンツを表すデータをWeb標準技術で連携させることで、視聴者の嗜好や状況に応じてアプリケーションや配信元を制御する新しいコンセプトの技術プラットフォームの実現を目指しています。 この展示では、放送やネットなどさまざまなメディアのコンテンツのメタデータ構造の共通化に向けた取り組みと、そのメタデータを活用しデバイスの機能や受信環境に応じてコンテンツの取得先を決定する「コンテンツ発見技術」により実現する、伝送路やデバイスの違いを意識しないメディア体験をご紹介します。

地域共創展示

【えんがわオフィス(株式会社プラットイーズ)】

2013年7月1日に徳島県神山町にBCP(事業継続計画)対策で開所した、「えんがわオフィス」をご紹介します。 「えんがわオフィス」は、(株)プラットイーズ と (株)プラットワークスのサテライトオフィス 兼 (株)えんがわの本社です。 築100年ほどの古民家を改修し、耐震補強を施した全面ガラス張りのオフィスを囲む「えんがわ」がシンボルです。 東京本社と高速回線で繋ぎ、災害時でも徳島で放送・配信業務の継続が可能です。

【JCOM株式会社】

ケーブルテレビのJ:COMが提供する地域情報アプリ「ど・ろーかる」。

地元ならではの身近な話題や安全・安心に役立つ情報、お祭りや花火等の地域イベントのライブ中継などを無料(※)でご覧いただけます。人気コンテンツである全国各地に設置された100台以上のライブカメラでは、交通、河川の様子など、平常時はもちろん災害時に有効な情報をリアルタイムでお届け。会場では地域情報アプリ「ど・ろーかる」をタブレットで体験いただけます。

※通信費が別途かかります。

※7月12日時点情報、今後更新予定。